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 米グーグルは2009年1月14日(米国時間)、人材採用部門の縮小や開発拠点閉鎖、「Google Notebook」といったサービス終了などを含むリストラ策を発表した。人材採用部門で100人程度の人員削減を行うほか、米国テキサス州、ノルウェー、スウェーデンの開発拠点を閉鎖し、人員を他の拠点に異動させる。

 グーグルは近年、熱心な人材採用活動を展開していたが、経済情勢の悪化に伴い採用の抑制を開始している。その結果、人材採用部門の役職を100程度削減することにしたという。また、米国カリフォルニア州マウンテンビュー本社以外にある開発拠点も見直し、テキサス州オースティン、ノルウェー・トロンヘイム、スウェーデン・ルーレアの拠点を閉鎖。およそ70人のエンジニアを他の拠点に異動させる。

 このほか、同社がWeb上で提供するソフトウエア・サービスの開発終了やサービス終了も発表した。メモ・アプリケーションの「Google Notebook」や「twitter」対抗のミニ・ブログ・サービスである「Jaiku」は開発を終了する。Jaikuのサービス自体は、グーグルの社員有志によるボランティアでの運用に体制を変更する。携帯電話向けのソーシャル・ネットワーク・サービスである「Dodgeball.com」は、数カ月内にサービスを完全に終了する。マッシュアップ開発を行うためのWebベースの開発ツールである「Mashup Editor」は、Google App Engineに機能を統合する。

 同社が「YouTube」を買収する前に自前で始めた動画共有サービスの「Google Video」も、数カ月内にユーザーによるビデオのアップロード機能を停止する予定。これまでにアップロードされた動画は、アップロード機能の終了後も閲覧可能にする。2001年に開始した製品カタログをスキャンして検索可能にするサービス「Google Catalog Search」も、サービスを終了する。