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 米Hewlett-Packard(HP)は米国時間2009年1月15日,サーバー/ストレージの統合管理ツール「HP Insight Dynamics-VSE」の機能を強化する2つのオプション「Insight Orchestration」と「Insight Recovery」の追加を発表した。これらのオプションを通じて,変化する企業のニーズに合わせてデータセンターに新しい技術を迅速に導入可能となるほか,コストおよびリスクを低減できるという。

 Insight Dynamics-VSEは,物理および仮想システムを統合管理する機能を提供するもの。同社が「Adaptive Infrastructure」として提唱する順応性の高いITインフラの実現を支援する製品のひとつとして位置づけている。

 Insight Orchestrationは,新しい技術を導入するまでの時間を短縮するのが狙い。サーバー上で異なるアプリケーションを実行するために必要なインフラや関連するリソースを指定するテンプレートを作成することで,物理および仮想インフラを自動的に構成できるようになる。実装をサポートするためにWebベースのポータルとワークフロー・エンジンも提供する。

 Insight Recoveryを利用すると,リモートのバックアップ・サイトで稼働する物理および仮想サーバー上のアプリケーションをボタンひとつで再起動できる。HP BladeSystemサーバーまたは仮想化ソフト「VMware」で構築した仮想マシン向けに障害回復機能を提供することで,ダウンタイムに関連するリスクを軽減させる。

 同社はHP Insight Dynamics-VSEの容量計画機能も強化した。米Dellや米IBM製のサーバーからHP BladeSystemおよびHP ProLiantサーバーへの移行を支援するために,これらのサーバーから自動的に集めた詳しい使用状況のデータを分析する機能を提供する。また,仮想化製品「Windows Server 2008 Hyper-V」「VMware ESXi」「同ESX」「HP Integrity Virtual Machines」のサポートを追加している。

 Insight Orchestrationのオプションは,現在HP ProLiantサーバーで選択できる。2009年内にHP Integrityサーバーでもオプションとして提供する予定。Insight Recoveryは,同社のディスク・ストレージ製品「HP StorageWorks Enterprise Virtual Array」に組み込まれている。

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