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写真 衛星放送協会の竹岡哲朗副会長(中央)
写真 衛星放送協会の竹岡哲朗副会長(中央)
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 衛星放送協会は2009年1月19日に年頭会見を開催して,2009年の活動方針などを発表した。同協会副会長の竹岡哲朗氏(ジュピターサテライト放送社長)は,「毎日100円,200円で映画やスポーツ,音楽など,色々なものを楽しめる点が我々のメディアの大きな特徴だ」と述べた。そのうえで,「ワンコイン,ツーコインで楽しめるメディアであることを今年はピーアールしたい」として,多チャンネル放送の特長をより多くの人に訴求することに意欲を示した(写真)。

 竹岡副会長によると,2008年の多チャンネル放送の加入者数は1113万件で,前年に比べて25万件増えた。加入者数の内訳は直接受信(DTH)の加入者数が416万件(前年に比べて3万件増加),ケーブルテレビ(CATV)の加入者数は660万件(同15万件増加),IPTVが37万件(同7万件増加)だった。竹岡副会長は,「2006年に加入者数が1000万件を突破した後,停滞感が出てきた」と発言した。

 一方,竹岡副会長は「スカパー!で2009年10月に70チャンネルがハイビジョン化する。CATVでもハイビジョン・チャンネルが増えるので,多チャンネル放送の魅力がアップする」と,2009年は多チャンネル放送のハイビジョン化が加速するとした。このハイビジョン化の流れを契機にして,衛星放送事業者や番組供給事業者が「今年,立ち位置を再構築できるのではないか」と,自らの立ち位置をどうするのかを重要視している様子がうかがえた。

 総務省が2009年3月に委託放送業務の認定申請の受け付けを開始する2011年7月以降のBSデジタル放送(次期BSデジタル放送)については,「我々のチャンネルをハイビジョン化する(道が開けた)ということで,非常に大きな支援をいただいたと思っている。色々と困難もあるかと思うが,チャンスをものにしていきたい」と決意を述べた。