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 米IBMは米国時間2009年1月20日,2008年第4四半期と通期の決算を発表した。第4四半期の売上高は270億ドルで,前年同期に比べ6%減(為替の影響を除いた場合は1%減)だった。継続事業による純利益は前年同期比12%増の44億ドル,希薄化後の1株当たり利益は同17%増の3.28ドル。粗利益率は同3ポイント増の47.9%となった。

 事業別では,ソフトウエア部門の売上高が64億ドルで,前年同期比3%増(為替の影響を除いた場合は9%増)。そのうち,「WebSphere」「Information Management」「Tivoli」「Lotus」「Rational」を含むミドルウエア製品の売上高は52億ドルで同4%増。中でも,「Information Management」の売上高は18%増だった。

 しかし「Systems and Technology」部門の売上高は前年同期比20%減(為替の影響を除いた場合は16%減)の54億ドル。システムの売上高は同18%減(同14%減)となった。グローバル・サービスの売上高は前年同期比4%減(為替の影響を除いた場合は2%増)。

 地域別の売上高では,米大陸が115億ドルで前年同期比2%減(為替の影響を除いた場合は2%増)。欧州/中東/アフリカは95億ドルで同12%減(同1%減),アジア太平洋地域は55億ドルで同1%減(同1%減)。OEM収入は6億1500万ドルで,前年同期比31%減だった。

 2008年通期の売上高は1036億ドルで,前年比5%増(為替の影響を除いた場合は2%増)。純利益は同18%増の123億ドル,希薄化後の1株当たり利益は同24%増の8.93ドルとなった。

 同時に発表した2009年の予想では,1株当たり利益が9.20ドル以上になると見込む。同社会長兼社長兼CEOのSamuel J. Palmisano氏は,「非常に厳しい経済状況の中,取り組んできた戦略的転換が,継続的な成果につながっている」と話し,1株当たり利益10~11ドルを目指す同社のロードマップを上回るペースで進んでいると述べた。収益性の高い業種への移行,成長性の高い国や地域への投資,グローバルな統合による生産性の向上といった施策が寄与してるという。

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