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大賞を受賞した「サウンドコード」を開発したフィールドシステム
大賞を受賞した「サウンドコード」を開発したフィールドシステム
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 モバイル向けアプリケーションのコンテスト「三井ベンチャーズi*deal Competition」の最終審査会が,2009年1月20日に東京都内で行われた。主催の三井ベンチャーズは,三井物産のベンチャー投資部門で,日本・アジア向け投資を中心とするエム・ヴィー・シーと,北米向け投資を行うMCVP(Mitsui & Co. Venture Partners)が運営会社である。

 同コンテストが対象とするのは,iPhoneやAndroidなど次世代モバイル・プラットフォーム上で稼動する新しいサービスやソフトウエア。エム・ヴィー・シーが中心となって,2008年夏から募集および選考をしてきた。20日の最終審査会では,第1次選考に残った5種類のサービスやソフトウエアの概要について,それぞれの開発者が紹介した。

 このうち,大賞に選ばれたのは,フィールドシステムによる「“サウンドコード”と呼ぶ,符号化された音声により簡単に低コストでモバイルにURLを伝達する手段」である。

 サウンドコードは,同社が開発した音声符号化方式で,URLなどの文字情報(最大2048バイト)を音声帯域(12k~13kHz)に乗せる。これを放送波や館内放送などを通じて送信,受信した端末がそのコードを復号化して文字情報として再生する仕組みである。音声帯域を利用するため,一般的なスピーカやマイクを使って送受信,さらにはほかの音源と重層できるのが特徴だ。応用先としては,TVやラジオ放送,車内・館内放送などとの連動などが想定されている。

 このほか,メディアスポンサー(アスキー・メディアワークス)賞にはdropping, Inc.の「Penny - 携帯端末で動作する,直感的なUI,学習機能,GPSとネットワークを活かしたソーシャル家計簿/生活ログソフト及びWebサービス」が,三井ベンチャーズ賞には,P&Kの「Ring Back Web(RB Web)」が,それぞれ選出された。後者は,発信先(to)のユーザーがあらかじめ選んでおいたインターネット・コンテンツを,発信元(from)の携帯電話に出力されるサービスである。