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 総務省ICTビジョン懇談会の基本戦略ワーキンググループは2009年1月22日,第4回の会合を開催した。会合では今後の議論の方向性について論点整理が行われた。事務局は検討するビジョンの基本的な方向性として(1)ICTによる新経済成長の実現,(2)ICTファンダメンタルズの強化の実現――の2点を目標とし,現在の経済危機からの脱却と,日本経済を中期的に安定的な成長軌道に乗せるためにICTを最大限活用するとする方向性を示した。また直面する経済危機に対応するため,「2015年ごろを展望した総合的なICT政策の方向性を示す」とする懇談会の当初の検討テーマに加えて「今後3年間に展開すべき施策」を追加する方針を示した。事務局案では,知識集約型産業を中心とした日本の再生を図るために,従来の枠を越えた多様な連携が必要とし,連携の具体例として(1)国内市場と海外市場の連携,(2)モノとサービスの連携,(3)世代間の連携,(4)異業種間の連携,(5)国家間の連携――の5つを示した。