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 NTT東西地域会社は2009年1月23日,2009年度から適用する次世代ネットワーク(NGN)の接続料金を,総務大臣に認可申請したと発表した。総務大臣の認可を受けた後,2009年4月1日から適用する予定である。

 申請したのは,NTT東西が他の通信事業者にNGNの機能を貸し出す際に徴収する料金で,以下の3種類の機能を提供する。(1)他社のアクセス回線をNGNのIP伝送機能に接続する「収容局接続機能」,(2)他社のIP網をNGNのQoS(品質保証)機能に接続する「中継局接続機能」,(3)ひかり電話と相互接続する「IGS接続機能」---である。

 それぞれの申請料金案を見ると,収容局接続機能は収容ルーター装置ごとにNTT東日本が169万2927円/月,NTT西日本が248万185円/月,中継局接続機能は接続ポートごとに,NTT東日本が637万5000円/月,NTT西日本が525万円/月,IGS接続機能は3分当たりNTT東日本が5.69円,NTT西日本が3分当たり6.29円となる。

 このうち,ひかり電話のIGS接続機能の料金はこれまで,相互接続する他の事業者ごとに相対取引で接続料金を設定していた。2009年度はすべての相互接続事業者に一律の接続料を適用し,実質的に値下げになると言う。このためNTT東日本が14億円,NTT西日本が4億円の減収要因となる予定である。

 なお,(1)の収容局接続機能は利用実績はなく,(2)の中継局接続機能も,NTT東西間でひかり電話の高音質通話やテレビ電話などを相互接続する用途以外には用いられていない。

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