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写真1●Windows Azure上で稼働するオンライン・アルバム・サービスである「Toripoto」
写真1●Windows Azure上で稼働するオンライン・アルバム・サービスである「Toripoto」
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写真2●ジェイティービー情報システムの北上真一 副社長
写真2●ジェイティービー情報システムの北上真一 副社長
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 JTBは2009年1月27日、同社の「旅のアルバム・サービスToripoto」を、マイクロソフトのクラウド・プラットフォーム・サービス「Windows Azure」で運用し始めた。既存のASP.NETアプリケーションをWindows Azureに移行し、ユーザーが投稿した写真データは「SQL Data Services」に格納する。

 Windows Azureは、マイクロソフトのデータセンターで稼働する仮想マシンやアプリケーション実行環境上で、ユーザー企業が任意のアプリケーションを稼働できるというプラットフォームサービスだ。JTBは「Visual Studio」で開発したASP.NETアプリケーションであるToripoto(写真1)を、Windows Azure上に移行した。ユーザーデータを格納するSQL Data Servicesは、SQL Serverをベースにしたストレージサービスである。

 JTBは2009年9月末までの期間限定でToripotoをWindows Azure上で運用し、性能の評価などを行う。クライアントアプリケーションには「Silverlight」を採用。開発と運用は、JTBの子会社であるi.JTBとジェイティービー情報システムに加えて、独立系のイーストが担当する。

 ToripotoのURL(http://toripotoazure.cloudapp.net/)に含まれる「cloudapp.net」は、Windows Azureを用いたアプリケーションが使用するドメインである。Toripotoのユーザー認証には、マイクロソフトのディレクトリサービスである「Windows Live ID」を使用する。Toripotoにユーザー登録していないユーザーでも、Windows Live IDを使ってサービスにログオンできる。

 ジェイティービー情報システムの北上真一 副社長(写真2)は、同日マイクロソフトが開催した開発者会議「TechDays 2009」の基調講演に登壇。「既存のASP.NETアプリケーションを、非常に簡単にWindows Azure上に展開できた。我々の主な仕事は予約システムの運用であり、なるべく本業に特化したい。インターネットで提供する様々なサービスに関しては、積極的にWindows Azureのような(他社の)サービスを利用していく考えだ。特に写真のような容量の大きいデータの格納には、本業のサービスとは異なるネットワーク、サーバーを使用したいと考えており、低コストでシステムを運用できることも含めて、Windows Azureには期待している」と、Azureでの試験運用を開始した理由について説明した。