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 米AMDは米国時間2009年1月26日,サーバー用の新型45nm版クアッドコア・プロセサとして,省電力版「Quad-Core AMD Opteron HE」5モデルと高性能版「Quad-Core AMD Opteron SE」2モデルのサーバー・ベンダー向け出荷を開始したと発表した。

 省電力版は,動作周波数が2.1G~2.3GHz。ACP(Average CPU Power:同社が定める運用上の電力消費指標)はいずれも55Wで,搭載サーバーはアイドル時の消費電力を最大20%削減できるという。

 米Hewlett-Packard(HP)が新プロセサ搭載サーバー8機種の販売を始めたほか,米Rackable Systemsも搭載サーバーを直ちに発売するとしている。米Dellや米Sun Microsystemsも2009年第1四半期中に対応サーバーを提供する予定。

 高性能版は,動作周波数が2.8GHzで,ACP値は105W。HPが搭載サーバー3機種を販売する予定。そのほかのベンダーの採用計画もあるという。

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