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 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は2009年1月27日、取締役会で次期代表取締役社長に本社管理部門担当で専務の川崎正己氏(写真下)を内定したと発表した。社長の村瀬治男氏(写真上)は代表取締役会長に就く。3月26日の株主総会終了後の取締役会で正式決定する予定だ。

 この人事について村瀬氏は、「私が社長になって10年たった。就任当初から10年をメドに自分の任期を考えていたことから、今後継者へ引き継ぐことを決めた。経済環境の厳しい中でのバトンタッチで気が引ける思いもあるが、会長としてサポートしていくので許してもらおうと思っている」と話した。

 川崎氏は「思いがけない人事で多少の戸惑いがある」としたものの、「当社は2010年に売上高1兆円を達成するのを目標にしている。2007年12月期は9000億円を超えたが、2008年12月期は8270億円と、2005年の水準に戻ってしまった。現状では奇策はない。お客様の立場でものごとを考える『顧客主語』をいっそう実践していく」と抱負を語った。

 村瀬氏は川崎氏について「大らかな人物」と評した。「社名を変更した2006年ころには後継者として意識していた。経歴を見ると“経理屋”のように感じるかもしれないが、私はそう見ていない。キヤノンコピア販売時代に全国のキヤノンの拠点をほとんど回っており、現場の社員や中堅・中小の顧客をよく知っている人物だ」(同)。

 川崎氏は1969年にキヤノンに入社。以来、キヤノンU.S.Aやキヤノンコピア販売などを渡り歩き、2001年にキヤノン販売の取締役に就任した。2006年から現職。