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 NTTドコモは2009年1月28日,企業のシステムから社員などが持ち歩いている携帯電話を制御できるサービス「ビジネスmoperaコマンドダイレクト」を1月30日より開始すると発表した。

 ビジネスmoperaコマンドダイレクトは,携帯電話の設定変更や紛失対応,データの送信などを企業のシステムから実施できるサービス。NTTドコモが携帯電話の機能をWeb API(application programming interface)として契約企業に公開し,これに対して企業システムがリクエストを投げることで実現する。例えば,社員全員の携帯電話に同報メッセージを送ったり,遠隔から端末のデータを消去したりといった操作が可能だ。APIを利用するため,企業側で個別にシステムを構築することが前提となる。

 これまでも,NTTドコモが提供するWebページを使って同様の操作が行える「ビジネスmoperaあんしんマネージャー」というサービスがあった。ただし,「必ずNTTドコモのWebページにログオンし,お仕着せのユーザー・インタフェースを使わなければならない」,「自社のデータベースとは別のサーバーで端末を管理しなければならない」など企業にとって不便な点も多かった。今回のサービスを使うことで,企業側で端末のデータを管理できるほか,企業の機材管理や情報統制のシステムの中に携帯電話を組み込むことが容易になる。

 利用料金は,回線の規模に応じた基本料金と利用機能で決まる。例えば,901~1000回線の基本料金は月額22万500円。全端末に電話帳操作機能を付ける場合は,月額7万3500円を追加する。これ以外にも,「ロック/利用中断」(901~1000回線の場合月額7万3500円),「iモード設定」(同月額3万6750円),「ブラウザ利用制限」(同月額3万6750円),「一斉同報」(同月額3万6750円),「遠隔初期化」(同月額10万2900円),「遠隔カスタマイズ」(同月額5万1450円)などの機能が選べる。