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 イー・モバイルは1月28日,加入者同士の通話が月額780円で話し放題になる「がっちりコース ケータイ定額プラン」を2月7日から提供すると発表した(発表資料)。また,新端末の発表も行った。会見後のQ&Aは以下の通り。イー・モバイル代表取締役会長の千本倖生氏らが回答した。

Q.企業努力により月額980円を780円に値下げしたと発言があったが,具体的にはどんな努力をしたのか?
A.今まではデータ通信サービスを使ってもらうことに注力してきた。その経験から,通話のトラフィックはたいしたことがないと分かった。どれだけ通話が増えても,現在の周波数帯で吸収できると判断した。その後,コスト分析によって780円で行けると判断した。

Q.値下げによって加入者当たりの利用額が落ちるのでは?
A.最初は通話のみでガンガン使ってもらって,その後別キャリアのデータ通信サービスを使っているユーザーは,データ通信はどうするかという考えになるはず。そうした際にイー・モバイルで通話もデータ通信もまとめようとなると考えている。その分,加入者当たりの利用額にはあまり影響がないと考えている。

Q.他社が780円に追随すると思うか?
A.他社はイー・モバイルよりも,売り上げに占める通話料の割合が大きい。つまり値下げによる売り上げへのインパクトが大きいので,追随は難しいのではないか。

Q.イー・モバイルの既存ユーザーはどう移行すればいいのか?
A.移行するためには,いったん現在の契約を精算する必要がある。

Q.通話サービス加入者を新規に獲得する見込みは?
A.年間100万人の新規加入者を目標にしているが,そのうち20%が通話サービス加入者になる見込みだ。

Q.他社は法人向けサービスに注力しているが,今回の値下げが法人向けサービスに与える影響は?
A.価格的に競争力はあると思うが,ソリューションとしての整備をした上で提案を始めたい。

Q.モバイルWiMAXを使った高速通信サービスが今後出てくることで厳しい競争が予想されるが,イー・モバイルが戦っていくプランはあるか?
A.モバイルWiMAXを使うUQコミュニケーションズなど,データ通信の分野に新たにチャレンジしてくる事業者がいることは認識している。ただし,定額の高速通信サービスといえばイー・モバイルとの認識が広まっていることは強みになる。提供エリアも3月には90%を超える。UQコミュニケーションズが提供するサービスの提供エリアが広いかは未知数だし,周波数が2.5GHz帯の電波は家庭内まで浸透しにくく,当社に強みがある。まだ言えないが,対抗策も準備している。

Q.2台目の携帯電話機として使ってほしいという発言があったが,その意図は?
A.他社の携帯電話サービスに満足しているユーザーに,当社の方が優位性があると強くいっても響かない。もう1台の携帯電話機として持つことで,費用が少なく済むという提案をしていくという考えから出ている。

A.眼鏡や時計のように,1人が2台以上の携帯電話機を持つのが当たり前の時代になっていると考えている。