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 日本ヒューレット・パッカード(HP)は1月29日、ネットワーク市場向けの新製品や新たな取り組みを発表した。まず、データセンター向けLANスイッチ「HP ProCurve 6600 Switchシリーズ」を3月5日から順次出荷。5月上旬には、仮想サーバーとの統合管理を可能にする運用管理ソフト「HP ProCurve Data Center Connection Manager(DCM)」を販売する。6月にはパートナー企業と協業して同社のLANスイッチを多機能化する取り組み「ProCurve ONE(ProCurve Open Network Ecosystem)」を実施する。

 「HP ProCurveのシェアは世界市場でこそ第2位だが、日本国内のシェアは数%しかない。5年後にトップ3入りを目指す取り組みが、今回の発表内容だ」と、日本HPの芝原房夫プロカーブネットワーキングビジネス本部長(写真)は意気込みを語る。

 HP ProCurve 6600 Switchシリーズは、10ギガビットイーサネットに対応している。本体の外観は高さ1Uのラックマウント型スイッチと省スペース化を図りながら、10ギガビットイーサネットのLANポートを最大24個まで追加できる。日本HPは、ラック内のサーバーやストレージ装置のLANケーブルを集線するための用途を想定している。価格は51万2400円から。10ギガビットイーサネットを24ポート実装した構成は、187万7400円で販売する。

 運用管理ソフトのDCMは、日本HPのブレードサーバー製品「HP BladeSystem」とネットワーク機器「HP ProCurve」を一元管理することを可能にしたソフト。ブレードサーバー上で稼働する仮想サーバーに対して、どういったネットワークポリシーを割り当てるのかを一元管理できる。仮想サーバーを別のブレードサーバーに移動した場合でも、割り当てたネットワークポリシーを自動で割り当てられる。価格は未定。

 ProCurve ONEは、ブレードサーバー1台を内蔵した同社のLANスイッチ製品「HP ProCurve Switch 5400zlシリーズ」や「同 8212zl」に、パートナー企業が開発したファイアウオールやIP電話サーバー、ID管理機能などを実装できるようにする取り組み。米国では既に始まっており、米マイクロソフト、米アバイア、米F5ネットワークス、米リバーベッドなどが参加している。

 日本国内では6月にプログラムの詳細を発表して協業相手を募集し、ソフト開発キットを配布する予定。パートナー企業が開発したアプリケーションは日本HPが動作検証し、LANスイッチとの相互運用性を保証する。ユーザー企業に対するサポート体制は、パートナー企業と一体で提供していく。芝原本部長は「あらゆる機能をLANスイッチ1台に集約できるため、ユーザー企業には省スペース化や使用電力量の削減、運用負荷の軽減などを訴求できる」と話す。

■変更履歴
3段落目のHP ProCurve 6600 Switchシリーズの販売価格について、当初掲載時は「22万2600円から」としていましたが、これはオプションライセインスの販売価格でした。製品本体の販売価格は、正しくは「51万2400円から」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2009/01/30 14:30]