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写真●アリゾナ州立大学Flexible Display Centerが研究を進めている,曲げることのできるディスプレイ
写真●アリゾナ州立大学Flexible Display Centerが研究を進めている,曲げることのできるディスプレイ
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 アリゾナ州立大学は米国時間2009年1月29日,曲げられるディスプレイを研究している同大学のFlexible Display Centerに対する5000万ドルの追加資金援助契約を米陸軍と結んだと発表した。契約期間は5年間。2004年にも同様の契約を締結しており,これで米陸軍からの資金援助は合計1億ドルとなる。

 Flexible Display Centerは,柔軟性があって曲げることのできるフルカラー・ディスプレイ技術を研究する施設。過去5年間の活動では,6インチ・ウエーハ/画面サイズ370×470mmのディスプレイを作れる試験的な製造ラインとツールを開発した。こうしたディスプレイの商用化に必要な素材や製造プロセスの開発でも成果を収めたという。

 米陸軍だけでなく,米Hewlett-Packard(HP),米BAE Systems,米Boeing,韓国LG Display,米E Ink,米Applied Materials,帝人と米DuPontの合弁会社DuPont Teijin Films,米Honeywell,米Universal Display,米Kent Displaysなどとも契約を結んだ。業界団体FlexTech Allianceの設立に加わったほか,テキサス大学やリーハイ大学との共同研究にも取り組んでいる。

 Flexible Display Centerが引用した米iSuppliの調査結果によると,曲げられるディスプレイの市場は2007年に8000万ドル規模だったが,2013年に28億ドル規模まで拡大する見込みという。

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