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NECの矢野薫社長
NECの矢野薫社長
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 NECは2009年1月30日、2008年4-12月期決算を発表した。売上高は前年同期比3.7%減の3兆761億円、営業損益は114億円の赤字、経常損益は428億円の赤字、四半期純損失は1290億円の赤字になった。直近3カ月では、売上高が前年同期比9.9%減の9483億円、営業損益が248億円の赤字、経常損益が498億円の赤字、純損失が1308億円の赤字だった。

 セグメント別では「IT/NWソリューション事業」が唯一の黒字。9カ月間累計の売上高が1兆8677億円(前年同期比1.0%減)、営業利益が450億円になった。製造業や金融業を中心にIT投資を抑制する傾向がみられたが、官公庁向け案件が堅調に推移し、前年並みを維持した。今後のIT投資の見通しについて矢野薫社長は「抑制し続ければ顧客に支障が出るはず。いつまでも投資をとめるわけにはいかないだろうとみている」と話す。

 そのほかの事業は厳しい結果になった。「モバイル/パーソナルソリューション事業」は売上高が前年同期比2.1%増の6303億円、営業損益が36億円の赤字、「エレクトロンデバイス事業」は売上高が同12.6%減の5527億円、営業損益が198億円の赤字になった(いずれも9カ月間累計)。

 通期予想は大幅に下方修正。売上高は4兆6000億円から4兆2000億円へ、営業損益は1200億円から300億円の赤字へ、経常損益は950億円から900億円の赤字へ、当期純損益は150億円から2900億円の赤字に変更した。