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 米国半導体工業会(SIA:Semiconductor Industry Association)は米国時間2009年2月2日,2008年12月および通年の世界半導体売上高を発表した。12月の売上高は174.1億ドルで,前年同月比21.9%減,前月比16.6%減だった。

 地域別では,米大陸が前年同月比26.2%減の27億ドル,欧州は同27.8%減の25.5億ドル,日本は同13.2%減の37.4億ドル,アジア太平洋地域は同21.9%減の84.2億ドルとなり,すべての地域で前年を下回った。

 2008年通年の売上高は2486億ドルで,前年の2556億ドルに比べて2.8%減となった。売上高が前年を下回るのは2001年以来。

 SIA議長のGeorge Scalise氏は,「世界的な景気後退の影響で,例年は好調な第4四半期に半導体売り上げが大きな打撃を受けた」とコメントした。自動車製品,パソコン,携帯電話,企業向けIT製品など,半導体の売り上げを大きく左右する製品の需要が減ったことで,業界全体の売り上げが急激に落ち込んだという。

 収益が特に落ち込んだのはメモリー分野。携帯電話やパソコンに搭載されるメモリー容量が増加したことで,総出荷ビット数は飛躍的に伸びたものの,それを打ち消すほどの価格圧力がかかったとしている。

 Scalise氏は,「現在の半導体業界は,過去に例がないほど不透明な時期にある」と述べている。

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