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 大塚商会は2009年2月3日、2008年12月期の通期決算を発表した。連結売上高は前年比0.5%減の4671億5400万円、営業利益は同9.9%減の270億8900万円。5期連続で増収増益を続けていた前年から一転、減収減益となった。

 中でも、売上高の約6割を占めるSI(システムインテグレーション)事業の落ち込みが目立つ。同事業の売上高は前年比4.7%減の2664億7600万円。大塚裕司社長は「不況に伴う企業のIT投資抑制や先送りの影響が大きく、第4四半期(10~12月)に入って業績が急速に悪化した」と話す。

 一方で堅調だったのが、オフィス用品の通信販売の「たのめーる」や保守サービスなどの「サービス&サポート事業」だ。売上高は前年比6.1%増の1987億6100万円だった。

 2009年12月期の通期業績予想では、連結売上高が前年比4.3%減の4470億円、営業利益は同31.7%減の185億円を見込む。大塚社長は「2011年まで景気回復の道筋が見えないものの、当面は地域密着型の営業体制やストックビジネスの強化を図ることで再び成長に転じたい」と説明する。2010年12月期の連結売上高は4550億円、2011年12月期では4750億円を目指すという。