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 フランスのAlcatel-Lucentは,2008年第4四半期と通期の決算を現地時間2009年2月4日に発表した。第4四半期の売上高は前期から21%増の49億5400万ユーロ(為替の影響を除いた場合は16.9%増)で,前年同期からは5.4%減収(同7.5%減)となった。当期は営業権および無形固定資産の減損費用として39億1000万ユーロを計上しており,純損失は38億9200万ユーロ(希薄化後の1株当たり損失は1.72ユーロ)となった。

 旧Alcatelと旧Lucent Technologiesの合併後の取得原価配分(PPA)の影響などを除いた調整後の純損失は13億2100万ユーロ(希薄後の1株あたり損失は0.58ユーロ)で,前年同期の4800万ユーロ(同0.02ユーロ)から赤字幅が拡大した。

 事業別に見ると,キャリア向け部門の売上高は前年同期から11.8%減少した。企業向け部門も同0.4%の減収となったが,サービス部門は同6.4%の伸びを見せた。

 通期の業績は,売上高が169億8400万ユーロで前年から4.5%の減収(為替の影響を除いた場合は1.1%の減収)。純損失は52億1500万ユーロ(希薄後の1株当たり損失は2.31ユーロ)で,調整後の純損失は15億9700万ユーロ(同0.71ユーロ)となった。通期では,営業権および無形固定資産の減損費用として47億2500万ユーロを計上している。

 Alcatel-Lucentは,今後の見通しとして2009年の調整後の営業利益が損益分岐点の近くになるとの予測を繰り返した。同社は,2009年末までに年間7億500万ユーロのコスト削減を目標としており,契約社員約5000人を削減するリストラ計画を進めている。

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