マイクロソフトは2009年2月10日、大手プロバイダー4社と共同展開する広告メニュー「MSN×IBAブロードリーチ ディスプレイ」の配信を4月に開始すると発表した。開始に当たりマイクロソフトは、自社が運営するポータルサイト「MSN」の広告サイズに幅350×高さ240ピクセルを新設し、国内大手プロバイダーのサイトと合わせて仕様を共通化する。
MSN×IBAブロードリーチ ディスプレイに出稿することで、広告主は同一のクリエーティブをBIGLOBE、@nifty、hi-ho、@NetHome、MSNの五つのサイトのトップページに掲載できる。広告料金は期間が1週間、インプレッション数が1000万で500万円。1インプレッション当たりの単価は0.5円となる。販売と広告配信管理はNECビッグローブ子会社のサイバーウィングが担当する。
NECビッグローブ(BIGLOBE)、ニフティ(@nifty)、NTTコミュニケーションズ(OCN)、KDDI(au one)、インターネットイニシアティブ(hi-ho)、テクノロジーネットワークス(@NetHome)のプロバイダー6社は、トップページの共通ディスプレー広告メニュー「IBAトップスクエア」を以前より展開してきた。今回の新商品では、そのうち4社がMSNと共同展開する。
マイクロソフトと大手プロバイダーは、ユーザーがマウスポインターを広告クリエーティブ上に動かした際に拡大して訴求するフローティング広告型商品「MSN×IBAブロードリーチMOF」を2009年2月2日~3月29日の期間限定で販売しているが、これの継続販売も決定。4月13日から6月28日まで共同展開する。広告サイズは通常時が幅350×高さ240ピクセルで、拡大時は幅760×高さ250ピクセル。掲載するサイトはMSN、BIGLOBE、@niftyの3サイト。広告料金は1週間、インプレッション数が1000万で1000万円。1インプレッション当たりの単価は1円。