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ビジネスプレミアムネットワークを立ち上げた朝日新聞社デジタルメディア本部本部長の大西弘美氏(左)、トムソン・ロイター・ジャパンのメディア事業部ゼネラルマネージャー、楠山健一郎氏(真ん中)、ソネット・メディア・ネットワークス代表取締役社長の穂谷野智氏
ビジネスプレミアムネットワークを立ち上げた朝日新聞社デジタルメディア本部本部長の大西弘美氏(左)、トムソン・ロイター・ジャパンのメディア事業部ゼネラルマネージャー、楠山健一郎氏(真ん中)、ソネット・メディア・ネットワークス代表取締役社長の穂谷野智氏
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 朝日新聞社、トムソン・ロイター・ジャパン、ソネット・メディア・ネットワークスは2009年2月12日、新聞や雑誌のWebサイトの広告枠を束ねて共同で広告を配信するアドネットワーク「ビジネスプレミアムネットワーク(BPN)」を4月より開始すると発表した。

 BPNに参加を表明している媒体は「ロイター.co.jp」「asahi.com」「jiji.com」「ダイヤモンドオンライン」「AFPBB News」「プレジデントロイター」「東洋経済オンライン」「CNN.co.jp」。

 広告配信ページの総インプレッション数は月間1億を予定。広告メニューは「レギュラーメニュー」と「パッケージメニュー」の2種類で配信枠はレクタングル(300×250ピクセル)とスーパーバナー(728×90ピクセル)。インプレッション保証型(CPM)の課金モデルを採用する。レギュラーメニューは配信数に応じて段階的に価格が変動し、1インプレッション当たりの単価は0.8~1.2円。一方、パッケージメニューでは「300万impパック」「500万impパック」「800万impパック」の三つのパッケージ商品を用意し、それぞれインプレッション数を10~30%増量。これにより1インプレッション当たりの単価を値引きし、0.615~0.818円になる。また、2009年4~6月はキャンペーンとしてレギュラーメニューの単価を一律20%割り引き、パッケージメニューの単価も27~39%割り引く。

 広告枠の販売は同日より開始し、3月にテスト配信、4月から本格的に配信を開始する。

 BPNに加盟する媒体の平均値では、男性ユーザーが82%で全体の70%が40歳以上。全体の20%以上が年収1000万円以上で、上級管理職以上のユーザーが全体の23%を占めるという。これによって、広告主はビジネスパーソンでかつ富裕層、決裁権を持つユーザーに対してリーチが可能としている。想定している広告主については、「マイクロソフトやIBMといったB2B企業や高級商材を狙っている」(トムソン・ロイター・ジャパンのメディア事業部ゼネラルマネージャーの楠山健一郎氏)という。

 同様のビジネスパーソンをターゲットとしたアドネットワークには日経BP社が2009年1月20日に開始した「nikkei BPnetwork」「nikkei TRENDYnetwork」がある。トムソン・ロイターの楠山氏は同日開催した記者会見で日経BP社のアドネットワークに触れ、「大きな違いは我々は媒体を選別しているということ。彼らのアドネットワークにはビジネス系のサイトでもコミュニティやECサイトが加盟している。ターゲティングはされているもののビューを確保しにいっている」と述べ、BPNが純粋に信頼感のある既存媒体、ブランドだけで構築したアドネットワークであることを主張した。

 また、「ヤフーやグーグルに対抗する目的はなく、専門サイトならではのネット戦略を追求した結果」(楠山氏)、「ヤフーのアドネットワークはどうしても単価が違いすぎて加盟できない」(朝日新聞デジタルメディア本部本部長の大西弘美氏)など、ターゲティングを重視したアドネットワークの構築で単価を維持したい思いを語った。

 広告配信プラットフォーム、および広告販売窓口はソネット・メディア・ネットワークスが担当。同社代表取締役社長の穂谷野智氏は「早期にリターゲティング広告配信を開始したい」とし、今後、地域配信や時間指定配信、さまざまなバナーサイズへの対応といったアドネットワークの基本機能に加えて、行動ターゲティング広告やコンテンツ連動型広告など広告配信テクノロジーを広げていきたい考えを示した。

 BPNは年間3億円の売り上げを予定しているという。