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 米Googleがまたひとつ従来メディア向け事業から撤退する。同社は米国時間2009年2月12日,テレビおよびラジオ向け広告チームの公式ブログで,ラジオ局向け広告サービスを終了することを明らかにした。製品管理担当バイス・プレジデントのSusan Wojcicki氏は「期待した成果が得られなかった」と説明している。今後はオンライン・ストリーミング・オーディオ分野に注力する。

 Googleは,ラジオ局の収入増加,リスナーへの関連性の高い広告提供,広告売買の合理化などを支援する目的で,ラジオ局向け広告サービス「Google Audio Ads」とラジオ局向け業務自動化システム「Google Radio Automation」を2006年に開始した(関連記事:Google,ラジオ広告サービス「Google Audio Ads」のベータ・テスト開始)。

 Google Audio Adsは2009年5月31日をもって終了する。この日まで,ラジオ局は広告インベントリを提供し,広告主は広告枠を購入することができる。Google Radio Automationは売却する方針。

 これら事業に関わっていた従業員の大半には,別の部署への配置換えを検討する。しかし,最大40人を解雇する可能性があるという。

 なお,テレビ広告事業については,視聴者の反応や,広告主の成果認識など手応えがあり,引き続き投資するとしている。

 また同社は,新聞向け広告サービス「Google Print Ads」を2月末で終了することを,すでに発表している(関連記事:Google,新聞向け広告サービスを終了へ,収益効果上げられず)。

[公式ブログへの投稿記事]