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 楽天は2月13日、2008年12月期通期(2008年1月―12月)の連結決算を発表した。売上高は2498億8300万円で前年の2139億3800万円に比べ16.8%の増収。営業利益は471億5100万円(前年は1億1800万円)、経常利益は445億3100万円(23億7600万円)と増大したが、純損失が549億7700万円(前年は純利益368億9800万円)となり、赤字転落した。

 損益が前年と大きく変わった主な要因として、株式市場低迷の影響で計上した投資有価証券の評価損671億7600万円を含む、特別損失809億1100万円を挙げている(関連記事その1その2)。

 事業別の売上高は、EC事業が前年比20.6%増の910億7300万円、トラベル事業が同25.5%増161億9800万円、ポータル・メディア事業が同28.9%増の96億8000万円。通信事業は、同253.1%増の342億4900万円となった。またプロスポーツ事業は同5.4%増の79億6300万円。クレジット・ペイメント事業は659億1100万円(同6.1%減)、証券事業は248億600万円(同18.8%減)と減収になった。

 同時に楽天は、連結子会社である楽天クレジットのカードローン事業部門の一部を分割して連結子会社化したイーバンク銀行に譲渡する計画について、両社が契約書を締結したと発表した。イーバンク銀行の実施する第三者割当増資を総額99億9000万円で引き受けることも明らかにした(関連記事)。

 2009年12月期(2009年1月―12月)の業績見通しについては、予想が困難として公表しない。インターネット/証券業界の環境変化が激しいためという。

■関連情報
・楽天のWebサイト http://www.rakuten.co.jp/