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 フィンランドのNokiaはスペインで現地時間2009年2月17日,同社の携帯電話機にルクセンブルクSkypeのVoIPソフトウエア「Skype」を搭載すると発表した。Nokiaは,モバイル端末を米QUALCOMMと共同開発する計画も明らかにした。

 Nokiaは,「Nokia Nseries」製品系列の端末にSkypeを搭載する。第一弾はタッチスクリーンとフルQWERTYキーボードを備える「Nokia N97」で,2009年第3四半期にSkypeが利用可能となる(関連記事:Nokia,タッチスクリーンとQWERTYキーボード搭載の「N97」を発表)。無線LAN経由で,世界各地のSkypeユーザーと無料で通話できる。加入電話や携帯電話と通話する有料Skypeサービスにも対応する。N97の電話帳から相手のオンライン/オフライン状態を調べるプレゼンス機能も備える。

 米メディア(CNET News.com)によると,スウェーデンのEricssonとソニーの合弁企業Sony Ericsson Mobile CommunicationsもWindows Mobileベースの端末「Xperia1」にSkype機能を搭載すると発表したという。

 NokiaとQUALCOMMは,スマートフォン向けOS「Symbian OS」とソフトウエア・プラットフォーム「S60」をベースとするUMTS方式モバイル端末の開発に取り組む。携帯電話機向けチップセットは,QUALCOMMの「Mobile Station Modem(MSM)7xxx」「MSM8xxx」シリーズを使う。「Symbian Foundation」プラットフォームとの互換性も確保する(関連記事:Symbian FoundationにHPなど14社が参加,パートナ企業は78社に)。当初は北米向けとし,2010年半ばより提供する予定。

 なお,NokiaとQUALCOMMは特許侵害訴訟で争っていたが2008年に全面和解し,特許の相互ライセンス供与契約を結んだ(関連記事:QUALCOMMとNokiaが特許侵害で全面和解,15年のライセンスを締結)。

[発表資料(Skypeとの提携)] [発表資料(QUALCOMMとの提携)]