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 米Hewlett-Packard(HP)は米国時間2009年2月18日,2009会計年度第1四半期(2008年11月~2009年1月期)の決算を発表した。売上高は288億ドルで前年同期から1%(為替の影響を除いた場合は4%)増加した。GAAPベースの純利益は19億ドルで,前年同期の21億ドルから13%の減益。希薄化後の1株当たり利益は0.75ドルで,前年同期の0.80ドルから6%低下した。

 営業利益率は8.7%で,前年同期の9.2%から縮小した。非GAAPベースの純利益は23億ドルで前年同期から横ばい。同条件の希薄化後の1株当たり利益は0.93ドルで,前年同期比8%増加した。

 地域別の売上高をみると,米大陸が前年同期比11%増の124億ドル,EMEA(欧州,中東,アフリカ)が同3%減の120億ドル,アジア太平洋地域が同11%減の44億ドルだった。また,売上高全体の7%を占めるBRIC(ブラジル/ロシア/インド/中国)は前年同期から22%減少した。米国外における収入が売上高全体で占める割合は65%だった。

 事業別にみた場合,個人向けシステム事業の売上高が前年同期比19%減の88億ドル。出荷台数も同4%減少した。ノート・パソコンによる収入が前年同期比13%減だったほか,デスクトップ・パソコンの収入も同25%減少した。

 画像処理およびプリンティング事業の売上高は,前年同期から19%減少して60億ドル。プリンタの出荷台数は同33%減少した。インクなどのサプライ関連の収入が同7%減,企業向けハードウエアが同34%減,消費者向けハードウエアが同37%減少した。

 企業向けストレージおよびサーバー事業の売上高は,前年同期比18%減の39億ドル。ストレージによる収入が同7%減したほか,業界標準サーバーが同22%減,ビジネス・クリティカル・システムが同17%減となった。ブレードによる収入は同4%成長した。

 サービス事業は好調で,前年同期比116%増の87億ドルにのぼった。米EDSの買収が同事業の成長をけん引した(関連記事:HPのEDS買収が完了,買収額139億ドル)。

 ソフトウエア事業は,前年同期比7%減の8億7800万ドル。「Business Technology Optimization」の収入が同4%減だったほか,そのほかのソフトウエアによる収入も同14%減少した。

 同社は今後の見通しについても明らかにした。第2四半期(2009年2~4月期)は,売上高が前年同期から2~3%減少する見込み。希薄化後の1株当たり利益はGAAPベースで0.70~0.72ドル,非GAAPベースで0.84~0.86ドルの範囲とみる。

 2009会計年度通期では,売上高が前年度から2~5%落ち込む見通し。希薄化後の1株当たり利益はGAAPベースで3.19~3.31ドル,非GAAPベースで3.76~3.88ドルの範囲と予測する

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