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 日本のものづくりの長所をソフトウエア開発に生かして現場のリーダーを育てたい――2009年4月22日,千代田放送会館(東京都千代田区)において,イベント,「アジャイル ジャパン 2009 ―次世代のリーダーをつくる―」が開催される。イベント名にアジャイルとあるが,技術系イベントではなく,プロジェクト・マネージャやリーダーなど,ソフトウエア開発現場における“人”にフォーカスしているのが特徴だ。

 アジャイルやXP(エクストリーム・プログラミング)をテーマにしたイベントは,「XP祭り」など国内でもいくつか実績がある。しかしアジャイル ジャパン 2009はそれらテクノロジ色が濃いものとは異なるという。主催のアジャイル ジャパン 2009実行委員会を組織し,自ら実行委員長を務めるチェンジビジョンの平鍋健児氏(代表取締役社長)は「アジャイルについてのテクニカルな部分は扱わない。『アジャイルは,人だ』をキーワードに,人の力やチーム力を引き出すことに焦点を当てる」と抱負を語る。

 例えば,キーノート・セッションでは,「トヨタ生産方式」のソフトウエア開発への適用を啓蒙した書籍「リーン開発の本質」の著者,メアリー・ポッペンディーク氏が講演する。同氏は,アジャイルの考え方が,日本のものづくりの長所,特にトヨタ生産方式にあり,ソフトウエア開発現場でのリーダーシップやカイゼンの重要性を訴えていることで世界的に知られている。

 アジャイルを活用した現場の事例やパネル・ディスカッション,ワークショップ形式のセッションなども実施する。いずれも,リーダーシップやコミュニケーション,あるいはビジネス的な視点を重視したコンテンツを検討中という。

ペア割り引きで“巻き込み力”をアップ

 アジャイル ジャパン 2009で特にユニークなのが参加費用の体系だ。1人参加のほかに「ペア割引料金“2名パック”」を用意している。2名パックの申し込みなら,1人当たりの参加費用1万円が,2人で1万5000円になる。現時点で,申し込みの約半数が2名パックを利用しているという。

 2名パックを用意したことについて平鍋氏は,「リーダーは,個人の力やチームの力を引き出すのが役割。一緒にやる“巻き込み力”が組織や現場を変えていく。そこで,イベントに登録する段階から,周囲を巻き込むということを考えた」と語る。「ぜひ,上司や部下,あるいは顧客を巻き込んで参加してほしい」(平鍋氏)。なお,3月10日までは早期申込割引も実施中だ。1人なら5000円,2名パックなら7500円と半額の参加費で申し込める。

 アジャイル ジャパン 2009の詳細は,公式サイトで公開している。登録も同サイトから可能だ。「ソフトウエア開発の現場を変えたい」という平鍋氏と同じ思いを感じる方は,参加してみてはいかがだろうか。

■変更履歴
初出で書名を「リーン開発」としていましたが,正しくは「リーン開発の本質」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2009/2/26 17:40]