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 米Microsoftは米国時間2009年3月4日,大企業向け次期クライアントOS「Windows 7 Enterprise」の特徴について発表した。計画の早い段階から顧客企業の協力を得て,多数のフィードバックを反映させた結果,特に「モバイル対応」「セキュリティ強化」「管理作業の省力化」を重視して開発したとしている。

 モバイル対応という面では,モバイル・ユーザーが場所や時間の制約を受けず作業できるようにするため,「BranchCache」「Direct Access」「Federated Search」「Enterprise Search Scopes」などの技術を搭載する。セキュリティ強化は,USBドライブといった取り外し可能な記憶装置内のデータを保護する「BitLocker To Go」,実行可能な処理をグループ・ポリシーで規定できる「AppLocker」などで実現する。管理作業の省力化がWindows 7運用コストの削減につながると考え,デスクトップ/ノート・パソコン,仮想環境の管理/導入作業の負荷軽減を図った。例えば,「Windows Vista」用と同じ管理ツールが使えるほか,コマンドライン環境「Windows PowerShell 2.0」がコスト削減に役立つという。

 Windows 7の開発は,主要顧客100社以上に参加してもらって進めた。また,4000社弱から意見を集めたところ,重要とされた回答の多い項目は「ノート・パソコンのデータ保護」(56%),「インストール/実行するアプリケーションの制限」(61%),「遠隔地からのアクセス性」(49%)だった。Windows 7ベータ版に対する「Send Feedback」機能経由のフィードバックは,これまで50万件以上寄せられたという。

 なお,Windows 7はEnterpriseエディションのほか,家庭向け「Home Premium」,小規模企業/SOHO向け「Professional」,新興市場専用の「Home Basic」,機能を限定したOEM専用の「Windows Starter」,全機能を搭載する「Ultimate」の合計6エディションを用意する(関連記事:「Windows 7」は合計6エディション,Microsoftが製品構成を発表)。

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