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 米Oracleは米国時間2009年3月9日,企業の調達(ソーシング)業務を支援するSaaS型ソリューション「Oracle Sourcing On Demand」を発表した。同社のソーシング・アプリケーション「Oracle Sourcing」および「Oracle Sourcing Optimization」をもとにSaaS化した。

 経理,購買,実務など,各部門の担当者間のコラボレーションを促進し,交渉や契約などのソーシング業務を効率よく進められるようにする。同社の購買業務アプリケーション「Oracle Purchasing」などとの連携も可能にする。

 利用時に必要なのはブラウザのみで,ハードウエア,ソフトウエア,データベースなどのホスティングやメンテナンスはOracleが行う。ユーザー向けには,標準の技術サポートに加えて,専任のヘルプデスクを用意する。

 Oracleは発表資料の中でOracle Sourcing On Demandの料金について明らかにしていないが,米メディア(eWeek)は,初期費用が5000ドル,利用料金がユーザー1人あたり月850ドルになると報じている。

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