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 オープンソースのネットワーキング・ソリューションを提供する米Vyattaは米国時間2009年3月9日,同社のルーティング/セキュリティ・ソフトウエアの新版「Vyatta Community Edition 5(VC5)」を発表した。ネットワークのセキュリティとパフォーマンスを向上させる新機能を多数追加した。

 具体的には,オープンソースのVPN技術であるOpenVPNや侵入防止システム(IPS),URLフィルタリングといった統合脅威管理(UTM)機能を備え,セキュリティの強化を図った。さらに,ネットワーク・パフォーマンスを高める機能として,Webページをキャッシュとして保存することでWANの帯域を効率利用する「Web Caching」や,ユーザーが複数のイーサネット・リンクを統合して,より大きな仮想リンクを作れるようにする「Ethernet Bonding」を搭載した。

 WebベースのGUIを新たに追加し,ネットワーク管理者がWebブラウザからVC5ベースのシステムを管理できるようにした。DNS転送や動的DNSのサポートにより,中小企業や支社が最小限のインフラ追加でインターネットに接続できるようにした。仮想化環境でのパフォーマンスを改善したほか,ハードウエア・サポートも強化した。

 VC5は,Vyattaの公式サイトから無料でダウンロードできる。同社は,VC5の商用版(747ドルから)や,同ソフトウエアを搭載したアプライアンス(797ドルから)も販売する。米メディア(InfoWorld)によると,無料版は更新の頻度が少なく,サポートを含まないという。

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