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 日立製作所は4月1日,基幹業務システム向けブレードサーバーの新製品「BladeSymphony BS2000」の出荷を開始する。特徴は,サーバー・ブレード1枚当たりに搭載できる最大のメモリー容量を従来の4倍に当たる144GB,I/O性能を従来の7倍に当たる162Gビット/秒にしたこと。

 日立製作所の北野昌宏氏(情報・通信グループ CSO 兼 経営戦略室長)は,「これで『メモリーやI/Oのキャパシティがもっと多く必要』という現場からの高いニーズに応えられる。従来の2倍のサーバー集約も可能だ」と説明する。

 BS2000に搭載するプロセッサは,インテルXeonプロセッサ(開発コード名:Nehalem)で,サーバー・ブレード1枚当たり2個搭載できる(プロセッサのコア数は最大で8個)。仮想化機構「Virtage」を標準で搭載する。価格は,266万円(税別)から。