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 米Novellは米国時間2009年3月24日,企業向けLinux製品の最新版「SUSE Linux Enterprise 11」を発表した。サーバー製品「SUSE Linux Enterprise Server 11」,デスクトップ製品「同Desktop 11」,拡張機能「同Mono Extension」「同High Availability Extension」などの製品群で構成する。

 新版では,Windowsとの相互運用性を強化した。Mono Extensionでは,.NET Framework用に開発したアプリケーションをそのままLinux上で動作させることができる。オープンソース・プロジェクト「Mono」の成果を活用したもので,商用製品でのサポートは初めてという。Desktop 11では,Microsoftのメディア技術「Silverlight」のコンテンツやWindows Media形式動画の再生機能を搭載した。こうした相互運用性の強化は,2006年に同社がMicrosoftと結んだ提携を生かしたものという(関連記事:MicrosoftとNovell提携,仮想化とオフィス文書でLinuxとWindowsの相互運用性拡大,特許も相互開放)。

 High Availability Extensionは,高可用性を実現するクラスタリング製品。ダウンタイムを最小限に抑えることができ,ミッション・クリティカルな業務に活用できる。Server 11は,NFS経由のスワップ機能に新たに対応したほか,Xen 3.3ハイパーバイザを搭載した。

 SUSE Linux Enterprise 11の対応プラットフォームは,x86,Itanium,IBM System zなど。VMware ESX,Microsoft Hyper-V,Xenなどのハイパーバイザ型仮想化環境でも,ネイティブ環境に近いパフォーマンスを発揮できるという。米Amazon.comの仮想サーバー・ホスティング・サービス「Amazon EC2」上の稼働にも対応する。

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