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 カカクコムは2009年3月25日、比較サイト「価格.com」において製品分野ごとにどういったメーカー、価格帯がユーザーに選ばれているかをグラフ表示する「カテゴリトレンド」の提供を開始したと発表した。製品に詳しくないユーザーでも人気メーカーや価格相場を簡単に分かるようにすることで、価格.comのユーザー層を広げて利用を活性化させることが狙い。

 例えば、カテゴリトレンドの「液晶テレビ」では、「価格帯」「メーカー」「スペック-画面サイズ」「スペック-HDMI」「スペック-年間電気代」の比較項目を用意し、どのメーカー、価格帯、スペックが多く選ばれているかをグラフで表示する。データは価格.comユーザーのアクセス履歴、価格.com経由の複数店舗の販売実績を独自のロジックで集計して算出する。対象は、パソコン関連、カメラ、家電、スポーツ用品など200分野、スペックに関してはパソコン関連、カメラなど20分野となる。

 今後、各項目のクロス集計結果など詳細な分析データの提供や、グラフをクリックすることで製品検索をするような使い勝手の向上を進める。

 カカクコムは2008年9月より、価格.com上のクチコミデータなどを分析できるサービス「価格.com Trend Search」を企業向けに提供してきた。カテゴリトレンドはその分析データの一部を、一般ユーザー向けに提供するものとなる。

■関連情報
・「価格.com」のWebサイト http://kakaku.com/