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「Opera Turbo」の高速性をアピールするベンチマーク・デモ
「Opera Turbo」の高速性をアピールするベンチマーク・デモ
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 ノルウェーOpera Softwareは,米国時間2009年4月1~3日に米ネバダ州ラスベガスで開催される無線通信関連の展示会CTIA Wireless 2009で,携帯端末向けブラウザの次版「Opera Mobile 9.7」について発表する。また,同社と米Skyhook Wirelessはノルウェーと米国で同年3月26日,Webサイトにアクセスしたユーザーの位置情報をWebサーバーへ通知する技術を発表した。

 Opera Mobile 9.7は,通信データの圧縮によりWebブラウザの動作を高速化する技術「Opera Turbo」を搭載する(関連記事:Opera,ブラウザ高速化技術「Opera Turbo」をテスト提供)。レンダリング・エンジンは,パソコン向け次期Webブラウザ「Opera 10」と同じ「Presto 2.2」(関連記事:次期Webブラウザ「Opera 10」のアルファ版公開,新レンダリング・エンジンを搭載)。AjaxやFlashなどにも対応し,動的なWebコンテンツを閲覧できるようにする。Opera Mobile 9.7は,WebブラウザのCSS対応度をテストするAcid3で100点満点のスコアを取得したとしている。

 一方,同社とSkyhookが提供するWebサーバー向け測位技術は,標準化団体World Wide Web Consortium(W3C)の位置情報特定技術「Geolocation Application Programming Interface(API)」(ワーキング・ドラフト版)に対応しており,Webページに数行のJavaScriptコードを挿入すれば利用できる。例えば,多店舗展開しているコーヒー・チェーンなどが,アクセス者の同意を得たうえで位置を確認し,近隣店舗を地図に表示する,といったサービスが考えられる。

 位置情報は,SkyhookのWi-Fi対応測位技術「Wi-Fi Positioning System(WPS)」を用いて取得する。特別なアプリケーションなどは必要なく,さまざまなパソコンや携帯端末の所在地を調べられる。

[発表資料(Opera Mobile 9.7)]
[発表資料(Webサーバーへの測位データ提供)]