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 米Microsoftは米国時間2009年4月15日,次期メッセージング/コラボレーション・サーバー「Microsoft Exchange Server 2010」(開発コード名は「Exchange 14」)のベータ版を公開した。360日間試用できるバージョンをWebサイトで無償ダウンロード提供している。対応言語は英語,日本語,韓国語,中国語(簡体字/繁体字),フランス語,ドイツ語,ロシア語,アラビア語,ヘブライ語など。

 Exchange 2010の最終版は,「Microsoft Office 2010」(開発コード名は「Office 14」)や「Microsoft SharePoint Server 2010」「Microsoft Visio 2010」「Microsoft Project 2010」といった製品群の第一弾として2009年下半期にリリースする。Office 2010などは,2009年第3四半期に技術プレビュー版をリリースし,2010年上半期に製造段階(RTM:Release To Manufacturing)へ移行させる予定(関連記事:ベータ版公開が遅れているオンラインOfficeに何かあったのか)。

 Exchange 2010は,サーバー上で動かすソフトウエア版とオンライン・サービス版を組み合わせてメッセージング環境を構築できる。システム運用の柔軟性が増し,管理コストの削減につながるという(関連記事:Microsoft,オンライン版「Exchange」「SharePoint」を米企業向けに正式提供)。サーバーに直接接続したストレージ(DAS:ダイレクト・アタッチド・ストレージ)を使う場合の処理速度を向上させており,性能と信頼性を落とすことなくストレージ・コストを最大85%減らせるとしている。

 メールの処理機能を強化し,ユーザーの生産性向上を支援する。例えば,メールの文面を解析してトラブル発生や情報漏えいを未然に防ぐ「MailTips」,ボイス・メールをテキスト化して「Outlook」で閲覧できる「Voice Mail Preview」,無駄なメールを隠す「Ignore Conversation」,関連性の高いメールを1つにまとめて表示する「Conversation View」,自動応対ボイス・メールを作れる「Call Answering Rules」といった機能を用意している(関連記事:「Exchange 14」ではOWAの全機能がFirefoxやSafariから利用可能に)。

[発表資料(その1)] [発表資料(その2)]