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写真1●最新Linuxディストリビューションの「Ubuntu 9.10」のデスクトップ画面
写真1●最新Linuxディストリビューションの「Ubuntu 9.10」のデスクトップ画面
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写真2●情報の通知ダイアログ
写真2●情報の通知ダイアログ
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 英Canonical社が支援するUbuntuコミュニティは2009年4月23日,人気のLinuxディストリビューションの新版「Ubuntu 9.04」をリリースした(写真1)。今回リリースしたのは,デスクトップPC向けの「Ubuntu 9.04 Desktop Edition」とサーバー向けの「同Server Edition」,Netbook向けの「同Netbook Remix」の3種類(カスタマイズしながらインストールできる「Alternate版」もあり)。サポート期間は2010年10月までとなる。

 新版では,システム起動時プロセスが大幅に見直され,起動時間が短縮されている。また,インストール先のファイル・システムとして「ext4」を選択可能となっている。ext4を利用することで,最大容量1E(エクサ)バイト,ファイルの断片化防止などに対応する。

 カーネルは2.6.28。X Window SystemにはX.Orgプロジェクトの「xserver 1.6」を,デスクトップ環境には「GNOME 2.26」を採用。GNOME 2.26では,DVD/CDライティング機能が拡張されており,動画DVDなどを作成できるようになっている。また,WebDAVやBluetoothによるファイル共有機能や,DLNA(Digital Living Network Alliance)対応の動画プレーヤなどが搭載されている。

 ユーザーへのイベント通知機能も変更された。LANに接続したり,インスタント・メッセージ・サービスにユーザーがログインしたりといった場合などに,画面右側にダイアログを表示してユーザーにそのことを知らせられる(写真2)。複数の情報を同時に表示できるようになっている。

 Ubuntu 9.04のリリースに合わせて,デスクトップ環境にKDEを採用した「Kubuntu 9.04」,Xfceを採用した「Xubuntu 9.04」も同時に公開された。Ubuntu 9.04およびこれらの派生物は以下のサイトでISOイメージとして提供されている。このISOイメージをCD-Rに書き込むことで利用可能となる。

 また,日本語にカスタマイズされた「Ubuntu 9.04 Desktop 日本語 Remix CD」が,24日にUbuntu Japanese Teamからリリースされた。ISOイメージは以下のサイトから入手可能だ。

■変更履歴
記事を公開した同日に,日本語版である「Ubuntu 9.04 Desktop 日本語 Remix CD」がリリースされました。本文に日本語版についての情報を変更しました。[2009/04/27 13:00]
Canonical社の表記について誤りがございました。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。[2009/05/20]