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 米Mozillaの研究部門,Mozilla Labsは米国時間2009年5月8日,Web上のサービスをブラウザを介することなく,デスクトップ・アプリケーションと同じ操作感で利用できるようにするソフト「Prism 1.0」のベータ版を発表した。Firefox用拡張機能版とスタンドアロン版の2種があり,同プロジェクトのWebサイトから無償でダウンロードできる。

 Prism 1.0ベータ版では,フォントやプロキシ設定をアプリケーションごとに個別に設定する機能,プライベート・データをクリアする機能,Prismのバージョンアップ時にアプリケーションを自動更新する機能,システムトレイ・アイコンのサポートなどの新機能を追加した。また,WebサイトがPrismのデスクトップ機能を活用できるようにするための新しいAPIも用意した。

 Prismは,Mozilla Labsが2007年10月に実験的プロジェクトとして開発を開始し,機能を強化してきたもの。Web上のサービスをブラウザから切り離し,従来型のデスクトップ・アプリケーションと同様に,単独のウィンドウで動作させる。アプリケーションの起動や切り替え操作も,Windows環境ではスタートメニューとタスクバー,Mac OS X環境ではDockからできる。デスクトップにショートカット・アイコンを作成することも可能だ。

 Web上のサービスをPrismアプリケーションとして利用するには,サービスのURLと名前を指定し,ショートカットの作成場所やアイコン画像などの設定を行う。Firefox用拡張機能版を利用している場合は,Firefoxで表示中のWebサイトをPrismアプリケーションに変換できる。

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