PR

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2009年5月19日,Windowsアプリケーション向け機能テスト・ツールの新版「HP QuickTest Professional software 10.0」(以下,QTP)を発表した。テスト工程管理ソフト群「Quality Center」との連携機能を高め,複数のテスト担当者による情報の共有などを容易にした。価格は税込みで134万4000円。6月1日から出荷する。

 QTPはソフトウエアの開発工程において,Windowsアプリケーションが設計書通りに正しく動作するかどうかをテスト・シナリオを記述したスクリプト(VBScript)を実行して調査する機能テスト・ツール。スクリプトはユーザーの実際の操作を記録して生成できるほか,開発者によって記述/編集できる。Windowsアプリケーション全般のほか,Ajax使用のWebアプリケーションもテストできる。

 チーム開発向けの機能として,正しく動作したかどうかを調べるチェック・ポイントやテスト・スクリプトなど,各種のテスト・リソースを共有できるようにしている。今回の新版は,テスト工程管理(仕様変更/バグ管理,ビルド/リリース管理,スケジュール管理)のワークフロー機能などを提供するQuality Centerからテスト・リソースを一元管理できるようにするなど,チーム開発支援機能をさらに高めた。

 QTPは米HPが2006年11月に買収した米Mercury Interactiveの製品群の1つである。QTPは,Mercury時代に,以前の機能テスト・ツール「WinRunner」の後継製品として登場した。QTPは現在でも,かつてWinRunnerがサポートしていた開発ツールの「PowerBuilder」と「Delphi」をテスト対象としてサポートしている。