PR
写真1●不具合が修正されたインストーラの「Wubi」
写真1●不具合が修正されたインストーラの「Wubi」
[画像のクリックで拡大表示]

 Ubuntu Japanese Teamは2009年5月18日に,最新Linuxディストリビューション「Ubuntu Desktop 日本語 Remix CD」(以下,Ubuntu日本語版)の修正版をリリースした。

 Ubuntuには,Windowsのファイル・システム上にUbuntuをインストールする「Wubi」というインストール・ツールが搭載されている(写真1)。Wubiを利用すれば,ハード・ディスクのパーティション構成を変更せずにUbuntuをインストールして利用することが可能である。

 しかし,2009年4月24日にリリースしたUbuntu日本語版に収録したWubiには問題がある。具体的には,Wubiが起動しない,UbuntuのインストールCDのラベルに日本語文字を利用しているとWubiが動作しない,実行するユーザーのアカウント名に日本語文字を利用しているとWubiが動作しない,といった問題が存在する。

 そこで,Ubuntu Japanese Teamはこれらの問題を修正したWubiを収録したISOイメージ「ubuntu-ja-9.04-desktop-i386-20090510.iso」を同コミュニティのWebページ(該当Webページ)にて公開した。このISOイメージを利用すれば,Wubiを利用してインストール作業を行えるようになる。
 
 ただし,修正版であっても,メッセージが英語で表示される,一部の環境下でWubiの起動時に「ディスクがありません」や「このアプリケーションの構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした。」とエラー・メッセージが表示される問題点が残っている。

 筆者の環境(ソニーVAIO type Z)においても「ディスクがありません」とエラー・メッセージが表示されたが,キャンセルを押しつづけることでインストール画面が表示できた。後はWubiに従ってインストール作業を行えば,Ubuntuがインストールされ正常に起動できた。

 また,Wubiを利用しないのであれば,4月24日にリリースしたUbuntu日本語版を利用しても問題はない。