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 富士通は2009年5月21日、主に中堅企業向け事業を手掛ける子会社、富士通ビジネスシステム(FJB)を8月1日付で完全子会社にすると発表した。中堅企業向けのITサービス事業をFJBに集約、同事業を強化する。

 FJBの普通株式1株に対して富士通の普通株式3.50株を割り当て交付する。FJBは7月28日付で東証一部から上場廃止となる予定。富士通は議決権ベースでFJB株の53.15%を保有している。

 完全子会社化後、今年10月1日をメドにグループの中堅企業向けのリソースをFJBに集約する。FJBを中堅企業向け製品・サービスの企画、開発、販売、運用までを手がける中核会社と位置づける。富士通本体は大手市場に注力する。

 具体的には、東名阪地区の中堅企業向け営業機能をFJBに統合。また富士通が中堅企業市場向けに販売するERP(統合基幹業務システム)パッケージソフト「GLOVIA smart」をFJBに移管する計画である。

 FJBの2009年3月期の連結業績は、売上高が前年同期比2.2%増の1520億円、営業利益が同4%増の37億円、純利益が同7.2%減の17億万円。富士通がこれまでに完全子会社化した上場企業には、2004年10月の富士通サポートアンドサービス(現富士通エフサス)がある。