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 米Qualcommは台湾の現地時間2009年6月1日,台北で開催の国際展示会「COMPUTEX TAIPEI 2009」において,同社の携帯端末向けチップセット「Snapdragon」の新製品や,“スマートブック(smartbook)”と呼ばれる新しいカテゴリのモバイル端末のビジョンを発表した。

 Qualcommは,Snapdragonファミリー製品として動作周波数1GHzのチップセット「QSD8x50」に加え,新たに45ナノメータ(nm)プロセス採用の「QSD8650A」とCPUをデュアルコア化した「QSD8672」を発表した。

 動作周波数1.3GHzのQSD8650Aは,マルチメディア機能や2D/3Dグラフィックス機能を強化したほか,消費電力を従来モデルから最大30%低下させ,待機時の消費電力を10ミリワット以下にした。UMTSおよびCDMAモバイル・ブロードバンド接続,Wi-Fi,Bluetooth 2.1,GPSに対応し,高精細(HD)ビデオの録画・再生をサポートする。2009年末からサンプル出荷が行われる。デュアルコアのQSD8672は,動作周波数を1.5GHに高めてさらに処理性能を向上させた。

 スマートブックは,Qualcommが提唱する新しいモバイル端末のカテゴリ。モバイル向けOSを採用し,スマートフォンとノート・パソコンの中間に位置づけられる。3G,Wi-Fi,GPSを通じて継続的な接続が可能で携帯性が高く,1回の充電で1日中使用できるのが特徴。Qualcommは,同展示会において同社のスマートブック戦略を明らかにする予定となっている。

 また,同展示会では,台湾ASUSTeK Computer,台湾Compal Communications,台湾Foxconn,台湾High Tech Computer(HTC),台湾Inventec,東芝,台湾WistronなどによるSnapdragon搭載製品のデモが行われる。

発表資料(1)] [発表資料(2)