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写真●講演する(ISC)2Japan代表の衣川俊章氏
写真●講演する(ISC)2Japan代表の衣川俊章氏
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 情報セキュリティ資格の運営・認定を手がける(ISC)2 Japan(アイエスシー・スクエア ジャパン)が情報セキュリティ技術者の標準的なキャリアアップモデルの作成に乗り出した。「RSAカンファレンスジャパン 2009」で2009年6月10日、(ISC)2 Japan代表の衣川俊章氏が明らかにした。

 キャリアアップモデルとは、情報セキュリティ技術者がどのような職種やプロジェクトを経験すべきかを体系化、図式化したもの。

 キャリアアップモデルの作成に際しては、著名なセキュリティ技術者へのインタビューを実施し、これまでに経験した仕事や身に付けたスキルなどを調査する。加えてセキュリティ技術者育成に組織として取り組む企業にもヒアリングをする。現在はキャリアアップモデルの作成に取り組むチームのメンバーを公募している段階であり、今年の7月からインタビューやヒアリングを開始する。

 2008年12月に情報セキュリティ教育事業者連絡会(ISEPA)がキャリアアップモデル「情報セキュリティ人財アーキテクチャ」を策定しているが,ISEPAのモデルに加えて「より現実に即したキャリアアップモデルが必要と判断した」(衣川氏)という。(ISC)2 JapanのモデルをISEPAの人財アーキテクチャと内容をすり合わせて完成度を高める方針。

 衣川氏は「最終的には我々が提供する情報セキュリティ分野の資格と組み合わせ、情報セキュリティ教育を実施する企業での研修に役立てていきたい」(同氏)と狙いを語った。