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 中国におけるTDD技術を推進する業界団体であるTDIA(TD Industry Association)と,YRP研究開発推進協会,XGPフォーラムの3団体は2009年6月25日,同日付でTDD技術の交流に関する覚書を締結したと発表した。今回の覚書は,2009年5月の日中両国政府による「情報通信分野の協力強化に関する合意」を受けて,3G(第3世代移動体通信システム)やBWAに関する民間レベルでの交流を行った結果という。

 TDDは,Time Division Duplexの略で,時分割複信と訳されることが多い。時間をずらすことで,上り/下り回線で同じ周波数を利用するものである。「ペアバンドが不要になるため周波数の割り当てが容易であり,国際普及に向けて優位性が高い」「スマート・アンテナ技術との親和性が高く,次世代の移動通信技術に求められる大容量ネットワークの構築が可能」という特徴があるという。今後3団体は,TDD技術の共同研究開発に向けた検討を行うとともに,TDD技術を採用した次世代通信技術のさらなる発展と可能性の追求を目指して日中相互に協力するとしている。