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 米Googleは米国時間2009年6月25日,携帯電話機向けソフトウエア基盤「Android」用アプリケーションの一部をC/C++言語で記述できるようにする開発キット「Android 1.5 Native Development Kit(NDK), Release 1」を公開したと発表した。

 Android用アプリケーションはこれまで,Javaで記述し仮想マシン「Dalvik」で動かすしかなかった(関連記事:【続報】Androidアプリの記述言語はJava、ランタイムの仮想マシン「Dalvik」は自ら開発)。だがNDKを使うとC/C++で作ったライブラリをアプリケーションから呼び出せるようになり,既存ライブラリの流用が可能になる。C/C++ライブラリは,アプリケーション配布用のパッケージ・ファイル(.apks形式)に同こんできる。

 NDKは標準Cライブラリ「libc」と標準算術演算ライブラリ「libm」,他言語用Javaインタフェース「Java Native Interface(JNI)」,圧縮処理ライブラリ「libz」などで構成される。

 ただし対応している命令セットが英ARMの「ARMv5TE」のみとなるため,NDK使用のアプリケーションは移植性が落ちるという。またアプリケーションの構造が複雑になるといったデメリットも多いため,同社はメリットとデメリットのバランスに注意してNDKを使うよう呼びかけている。

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