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 英Sophosは英国時間2009年6月26日,世界的な人気歌手Michael Jackson氏急死のニュースを悪用したスパム・メールを検出したとして,ユーザーに警戒を呼びかけた。目的は,スパム攻撃に使う電子メール・アドレスの収集とみられる。

 6月25日,Jackson氏死亡の約8時間後に,「Confidential===Michael Jackson(極秘情報―マイケル・ジャクソン)」などとする件名のメールが大量に送信されているのを,同社研究所のSophosLabsが発見した。

 メッセージ本文には「Michael Jacksonの死に関する重大な情報がある。秘密主義で信用できるどなたかにお話したい」との記述があり,メールに返信するよう促している。URLや電子メール・アドレス,電話番号などの連絡先は記載されておらず,発信元の電子メール・アドレスは偽装されていた。

 Sophos上級技術コンサルタントのGraham Cluley氏は,「Jackson氏の死亡は世界中に衝撃を与えたが,残念なことに,こうした重大ニュースはスパマーにとって警戒心の薄いコンピュータ・ユーザーを罠にかける格好の機会になる。このようなメールを受け取ったら,とにかく削除することだ」と警告している。

 また同氏によると,Jackson氏と同じ日に死去した米国人女優Farrah Fawcett氏を題材にしたメール攻撃も確認されているという。

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