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写真●男女共同参画センター横浜(フォーラム)で開催された「インターネット活用講座」
写真●男女共同参画センター横浜(フォーラム)で開催された「インターネット活用講座」
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 マイクロソフトは2009年6月30日,横浜市戸塚区の男女共同参画センター横浜(フォーラム)で,就労していない若年層女性を対象とした「インターネット活用講座」を開催した。マイクロソフト社員が講師となり,無料オンライン・サービス「Windows Live」の使い方を説明した(写真)。

 今回の講座は,財団法人 横浜市男女共同参画推進協会が主催する「しごと準備講座(全7回)」のプログラムの一つ。20歳から36歳の女性20人が受講している。マイクロソフトは,同社の市民活動「女性のためのUPプログラム全国版」の一環として,「しごと準備講座」の企画に関わり,講座運営のための資金援助,ソフトウエアの無償提供を行っている。

 マイクロソフト 法務・政策企画統括本部 政策企画本部 社会貢献部 社会貢献コーディネーターの田仲愛氏は,「若い女性を対象とした就労支援活動を行っている企業は非常に少ない」と話す。その要因は,「“家事手伝い”という言葉に隠れて,就労状況や,就労を困難にしている問題が見えにくいため」(田仲氏)だという。

 若年層の女性を対象とした「しごと準備講座」開催のきっかけとなったのは,横浜市男女共同参画推進協会,マイクロソフト,内閣府男女共同参画局調査課,横浜市などで組織する「若年女性無業者の自立支援に向けた生活状況調査検討会」が実施したアンケート調査だった。調査は2009年10月から11月にかけて,15歳から35歳までの学校や職場に属さない女性(夫帯者,シングル・マザーを除く)を対象に行われ,20歳代と30歳代の46人から回答を得た。

 その結果,調査対象者の89.1%が過去に就労経験があった。しかし,56.5%が職場での人間関係のトラブルを体験しており,今後就職できるかどうかに不安を感じている人は全体の73.3%に上った。「一旦就労したものの,職場での人間関係や体調面でつまずき,自信を無くしている女性が多い」(横浜市男女共同参画推進協会 事業企画課の小園弥生氏)。また調査により,「パソコン操作」を苦手としている人が多いことも分かった。「若い人ならパソコンができるだろうという思いこみがあった」(田仲氏)。

 調査結果を受けて6月に開講した「しごと準備講座」では,女性が自信を取り戻し,就労に向けて心身の調子を整えてもらうことを目的に,パソコンやインターネット利用方法の研修のほかにも,呼吸法や発声法,メイク講座などのプログラムを設けている。ハローワークなどでチラシを配布して受講者を募ったところ,当初の定員15人に対して32人の応募があったという。