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 米IBMはイスラエルで現地時間2009年7月9日,パソコンの画面に表示される機密情報を見えないように加工して保護する技術「Masking Gateway for Enterprises(MAGEN)」を発表した。表示画面に含まれる文字を識別して機密情報を隠すため,導入時に既存ITシステムを大きく変更する必要がないという。

 MAGENは画面に表示するデータを画像として扱い,文字認識技術を応用して保護すべき部分を検出する。文字の隠ぺいは,該当部分を空白にしたりランダムな値に置き換えたりして行う。画面への表示前に隠ぺい処理を行うので,業務ソフトウエアなどを変更しないで済む。また,OSやアプリケーション,通信プロトコルの制約を受けずに使えるとしている。

 情報保護ルールは容易に変更可能。医療機関や保険会社,政府機関,金融サービス会社での利用に適すとしている。同技術は,イスラエルのハイファにある同社研究所で開発した。

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