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セールスフォース・ドットコムの前田和彦 執行役員
セールスフォース・ドットコムの前田和彦 執行役員
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 セールスフォース・ドットコムの前田和彦 執行役員は2009年7月16日、エンタープライズ・クラウドフォーラムで講演し、同社のクラウドサービスの特徴と導入実績を紹介した。「当社は最初から企業利用に焦点を当てたクラウド専業ベンダー。高い開発生産性で、スピードが求められる時代の企業ニーズに貢献できる」。

 まず前田執行役員は、同社のサービスの全体像を紹介。「アプリケーションから基盤まで包括的なサービス群を持つのが当社の特徴」と述べた。具体的にはCRM(顧客情報管理)の「salesforce.com」、PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)の「Force.com」などだ。2007年1月時点で導入企業数が2万9800社、利用者数は65万人だったが、今年5月にはそれぞれ5万9300社、150万人に増加したという。

 前田執行役員は好調な導入実績の理由として、標準的なアプリケーションの開発生産性がとても高いことを挙げた。「複雑なコーディングをしなくても、ウィザードに従ってマウスをクリックするだけで、簡単にアプリケーションを構築できる」。

 一方で、「凝った画面やロジックを作る仕組みも用意している」(前田執行役員)。GUI部品群の「Visual Force」と、プログラミング言語の「Apexコード」だ。「数千人が利用する規模のシステムでも、3~4カ月で構築できる。なおかつユーザー企業は、ハードウエアなどの基盤部分を気にする必要はない」。

 「昨今の厳しい経済状況で、情報システムにはこれまで以上に高い投資対効果が求められる。開発生産性の向上とスピード開発は必須要件。当社のクラウド基盤は、スピード開発に大きく貢献できる」。前田執行役員はこう述べて、自社のクラウド基盤をアピールした。