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 富士通は2009年7月23日、2009年度~2011年度の中期業績目標を発表した。2011年度に営業利益と当期利益をともに過去最高益にすることを目指す。営業利益が2500億円、当期利益が1300億円という数値目標を設定。「目標を達成し、グローバルIT企業としてのプレゼンスを確立する」と野副州旦社長は宣言した。

 目標を達成するために、2010年度には2000億円の営業利益を出す計画だ。2009年度の営業利益の計画値は800億円であることから、2009年度から2010年度までの1年間で1200億円の底上げが必要になる。1200億円の内訳は、IAサーバーやグローバルサービスの拡大などによる各事業の増益分が600億円、ハードディスク事業の譲渡などで600億円を見込む。2010年度から2011年度にかけては、営業強化施策「フィールド・イノベーション」を加速させ、営業利益2500億円の達成を目指す。

 中期業績目標を達成するにはまず、2009年度の営業利益800億円、当期利益200億円を死守できるかが重要だ。「2009年度が顧客需要の底の年になるとみており、計画の実現は容易ではないことは分かっている。だが2年連続の最終赤字は絶対にあってはならない」。野副社長はこう気を引き締める。