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 米Immersionは米国時間2009年7月23日,米FORTUNE誌主催のカンファレンス「Brainstorm:Tech」において,同社の触覚技術をパソコンのアプリケーションに応用したデモを行うと発表した。次世代のノート・パソコンやタブレットなどに,触覚フィードバック技術を組み込むことで,よりリアルなユーザー体験を提供することを目的としている。

 これらの機器は,同社の触覚に基づくフィードバック技術「TouchSense」とリモート認識技術を組み合わせることで,プロダクティビティ・アプリケーションやWebアプリケーションのほか,マルチプレーヤ・ゲームなどにおいて,視覚・聴覚・触覚を使ったマルチモーダルなユーザー体験を実現できるという。

 会場では,グラフィックスとサウンド,触覚技術を統合したゲームのプロトタイプを紹介する。このゲームは,ネットワーク接続した2台のタブレット・コンピュータを使って2人のプレーヤがピンボールを打ち合うもの。触感フィードバック技術により,プレーヤはボールの動きを感じることができる。

 同社CEO(最高経営責任者)のClent Richardson氏は,「触覚はデジタル機器における今後のユーザー体験に欠かせないものであり,今回のデモはその発展に向けたもう1つのマイルストーンとなる」とコメントしている。

 同社によれば,米Microsoftの次期OSのWindows 7でタッチ技術がサポートされるなど,タッチ・ベースのインタフェースは急速に広がる傾向にある。携帯電話機では,同社のTouchSense技術を採用する端末が世界で7000万台が出荷されているという。デモが行われる特許出願中の技術については,現在開発を進めており,近日中にライセンス供与が開始される見通しだという。

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