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 グレープシティは2009年8月20日,Windowsフォーム・アプリケーション向けのグリッド・コントロール新版「MultiRow for Windows Forms 6.0J」を発表した。出荷開始は2009年9月30日。2008年7月に出荷開始した同5.0Jの後継製品に当たる。

 紙伝票のような視認性を備える入力フォームを簡単に構築できる。1項目のデータを入力/表示する「セル」配置の自由度が高く,角を丸めたケイ線を簡単に引けるなどの特徴がある。注文伝票の明細欄などに用いる「繰り返し行」は,1件のレコードを複数行にわたって表示させることを想定した作りになっており,1件当たり1行での表示を想定する一般的なグリッドより少ない工数でレコードの多段表示ができる。

 従来版(5.0J)からの強化点としては,連結するデータソースやセル数を指定するだけで基本的なレイアウト・テンプレートを自動生成するウィザードの追加,設計画面の背景に既存の紙伝票など任意の画像を表示させる「トレーシング・モード」の追加もある。このほか,セルごとに入力を検証する機能や,セルの背景色やケイ線表示を入力内容に応じて変更する「条件付きセルスタイル」機能なども追加した。

 価格は1開発ライセンスがパッケージ版で12万6000円,ダウンロード版で11万3400円(ともに税込)。本製品を使って開発したソフトを配布する際のランタイム・ライセンスは不要。5.0Jの登録ユーザーに対しては,期間限定で無償アップグレード・サービスを提供する。

 サポートするOSは開発環境/実行環境ともにWindows XP/Vista/7/Server 2003/2008/2008 R2。Windows 7とWindows Server 2008 R2へのサポートを追加した。利用可能な開発環境は日本語版のVisual Studio 2005 Service Pack(SP)1,同2008 SP1で,Visual BasicおよびC#を使ったWindowsフォーム・アプリケーションの開発に利用できる。ただし,Visual StudioのExpress Editionでは設計ツールを使用できない制限がある。実行環境には .NET Framework 2.0 SP1/3.0 SP1/3.5のいずれかが必要。