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 フィンランドのNokiaは現地時間2009年8月26日,携帯電話機向け金融サービス「Nokia Money」を発表した。場所を問わずいつでも送金/決済できるため,交通費や時間の節約になるとしている。2010年の初めに一部地域で提供を開始し,その後順次地域を広げていく。

 通話したりSMSメッセージを送ったりする手軽さで使えるモバイルサービスで,個人あて送金は相手の携帯電話機の電話番号を指定して行える。商品/サービス代金の決済や公共料金の支払い,SIM方式プリペイド型電子マネーへのチャージにも対応している。

 Nokiaは同サービスに対応する企業を増やし,利用できる送金/決済サービスを拡充する計画。ほかの決済サービスとの連携も検討する。

 サービスはモバイル決済サービスを手がける米Obopayの協力を得て実現した。NokiaはObopayと資本提携している(関連記事:Nokia,携帯電話向け決済サービスの新興企業に出資)。

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